「精神病・自閉症の方の、家族ケアの場所を設立したい」
~日本における精神病の方たちの未来,社会システムを変える~

 

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日本は先進国の中で
精神病の方たちに対する
社会システムの形が最も遅れています。
 

 

精神科病床の各国比較の図にもあるように
イタリアをはじめとしたヨーロッパやアメリカは
精神病院への強制収容や隔離という歴史を経た後
現在は、在宅ケアを軸に地域ケアが世界中で展開されているのです。


人口1000人あたり病床数

 

【参考資料】一般財団法人 アジア・太平洋人権情報センター

「精神科病院がなくなったイタリアから、何を学べるか」
吉池 毅志(よしいけ たかし) 大阪人間科学大学社会福祉学科准教授

 

  


世界は、家から隔離 隔離から共生へ 移行しているのです。

 


ところが、現在日本だけは相変わらず
精神病の方の在宅ケアシステムが全く発展しておらず
精神病の方を家族に持つ方々の負担が大きすぎるため
精神病院への強制収容と隔離というスタイルが依然続いています。

 

 

 

~ 〔実行者〕  Freedom Destiny 平野 綾より ~

わたしの母は、精神病です。


以前は、障害者手帳第一級と診断されるほどの重症で
一時期、病院に入院されていたこともありましたが

 

精神病院での閉じ込めや、縛り付けるなどの待遇。
屈辱的な人間の尊厳を奪われているような状態を父が観て
『これでは良くならん!』
と判断し、ある時、母を病院から連れ出してきてしまったのです。

 

重度の精神疾患である母との再度の日常。

 

当時は、精神病患者に対する地域のサポートやケア。

更には、その家族に対してのケアなどは皆無でした。

 

重度の精神疾患の母と暮らす日常は
子どものわたしにとっては時に堪え難く
症状が良くなったり悪化したりを繰り返す母と居るうちに

 

幾度も希望を打ち砕かれ、子どもであるわたし自身も絶望的な
気持ちになることもありました。

 

何度も。何度も。何度も。
何年も。何年も。何年も。

 

困難を抱えての日常は、気が遠くなるほど長い時間でした。

 

そして

『どうして、精神病は生まれるのか』

 

長年の人生のテーマである問いの答えを解いていくため
ありとあらゆる心理学や心理療法、セラピーなどを
色々学んできたわたしは、根気よく母をケアしながら
父の献身的な介護によって、母はある時を境に劇的に変化しました。

 

病院の先生が奇跡だと驚かれるほどに好転し
ほとんど、健常者と変わらないくらいの状態になり
(実際に病院での診断も好転したと判断され、
障害者手帳一級から三級に格下げされています)
今、ようやく、母と娘としての時間を取り戻せています。

 

『どうして、わたしのおかあさんは、普通のお母さんじゃないんだろう』

 

普通の母と子という関係性が存在しなかった
わたしに今もたらされているもの。

 

それは、何者にも代え難い母と娘として愛し合える関係性です。

 

一時期、わたしのことが誰かもわからなかった母が
今では、お互いに思いやり、愛し合える
理想的な母娘の関係性に生まれ変わることができたのです。

 

実際の体験を通してわたしは、精神病の方の病気を真に治すのは
精神病院への強制収容と隔離でもなく、薬で押さえ込むことでもない。

 

病を治すのは、家族の愛であると確信しています。

 

しかし、家族の愛によって本質的な変容を遂げるためには
同時に精神病の方をケアする家族のケアが必須です。

 

わたしは、わたし自身の人生の体験を通して
日本で初めて精神病の方の家族ケア専門の
カウンセリングセラピーサービスの場所を
設立したいと考えています。

 

そして、日本における精神病患者の家族の方に
『同じ、精神病患者の家族』という目線で
寄り添っていきたいです。

 

どうぞよろしくお願い致します。

 

 

Freedom Destiny 平野 綾

 

 

 

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