わたしたち、人間は、誰しもが 魂とスピリットと肉体の 三つのコラボレーションによって形成されています。
言い換えるならば、誰もが、魂とスピリットと肉体 これら三つの願いを持っているということになります。
魂は宇宙生まれ。 どのソウルグループか、どの星の出身か。 地球でどんな関わりを他のグループとしてきたか。 過去生でどんな経験をしてきたか。宇宙的にどんな役目があるか。 そうした影響は、わたしたちという存在に大きな影響を与えます。
レムリア時代、或いはアトランティス時代に入ってきた魂が殆どで 数百回程度、地球を経験している魂が多いですが、余り地球の経験がない魂もあります。 魂は常に見守り支えながら、スピリットの成長を助けます。 死んだり、アセンションした際には、魂とスピリットは解散します。
スピリットは地球生まれ。 所謂、わたしたちが自分自身と認識して自覚している部分、進化する存在です。 ヒューマンスピリットは、あらゆる地球上のスピリットを経験しているため 正確に何回転生しているかということを現すのは難しいですが 数に数えるならば、1万回以上しているような感覚に近いです。 死んだ後は、魂と肉体とのコラボレーションが解散になり霊体となります。 霊界で次の人生を決めて輪廻転生を繰り返しているのは
このスピリットの部分になります。 その時々に最適な魂とスピリットがコラボレーションして 協力して人間という形状になっているので 毎回生まれ変わって人間になるたびに、違う魂とコラボレーションしています。
肉体は地球生まれ。 物質的な部分を担いながら、リアル感を提供してくれます。 肉体は、声をあげたりはしませんが、肉体は肉体の答えを独自に持っているので 肉体の望みや答えを聞いてあげることで、本当の自分の望みが何であったか わかってくるほどです。
このように、三つの形状のコラボレーションの願いが絡み合い わたしたちは、自分自身の願いや望みが何であるかを 日々感じて生きているのです。
魂とスピリットと肉体は、元々、素材が異なるため各々の性質が異なります。 ですから、どれの方が素晴らしく、どれの方が素晴らしくない といったことは、ニュートラルな目線においては起こりません。
それは、太陽と星と月、或いは、風と空と大地の どれが一番優れているかというようなことで議論をするようなもので どれかの方が優れているという風に思ったり比較したりすること自体 素材と性質が異なるので、意味が無いことだとわかります。
ところが、人間は二元性に陥り、ジャッジが生まれました。 そうした際に、スピリットよりも魂の方が優れている という神話が出来上がってしまったのです。
自らの魂の存在に気付いていない時に 本当の自分という存在が、いかに神秘的で素晴らしいかを知るために 自らの魂に興味を持ち、魂の側面を開いていくことはとても大切なことです。
しかし、スピリットよりも、魂の方が優れているとか これらのコラボレーションがどうなっているかをよく知らない場合に 自分という存在は、本当は魂だけであるといった誤解が生まれる度に スピリットである自己の側面は、常に不待遇を受けてきました。
外側だけが、不待遇の対象ではありませんでした。 わたしたち人間を形成する、大切な三つの要素の中で あろうことか、不待遇が発生していたのです。
例えば、完全に魂の目線になると スピリットが魂に自己を明け渡して、自分が居るという状態を消滅させ 魂が主導権を握り、愛だけになり、宇宙全体と調和した状態で生きることになりますが 魂目線の感覚でしか、物事を見られなくなり、魂優先の発想になります。
愛し愛されることを失い、宇宙には自分しかいないという
絶対的な孤独と共に生きることになります。 この状態になった場合には、魂の目線になりますが 重要なのは、あくまで、わたしたちに語り続けられてきたのは 『魂目線の人間』の言葉であるということです。
当たり前ですが、魂目線の人間の言葉は 自らの魂自体の言葉とは、異なります。 別の人間だからです。
あなたが知らなくてはならないのは 自らの魂が、一体自分自身に何を伝えているか ということなのです。
また、魂の目的のみに全てを捧げるような生き方をした場合には 魂の目的は達成されますが、スピリットや肉体の願いが疎かになるので 多くの未練が発生することになります。 その場合、スピリットは未練を抱えたままですから その未練を解決するためにアセンションせず、輪廻転生の道を選びます。
スピリットが、アセンションの時期に、
アセンションできるかどうかは純粋無垢な状態であることと 人間として幸せに生きたからこそ、永遠になりたいと思えるか アセンションした先の永遠で何をしたいかが決まっていて アセンションする意思がはっきりしていることなどが挙げられます。 人間として幸せかどうかは、スピリットとして、非常に重要な要素です。
魂は、スピリットを愛し、スピリットが幸せになることを願っています。 そして自らの誓願を、スピリットと協力して達成することを願っています。 魂の方も、スピリットと協力することでしか、成しえないことがあるから 人間という形態の一部になっているのです。
アセンションを目的としていて 三つの形状のコラボレーションを最大限に発揮し 人間としての自己を最大限にフルに生きたかったり アセンションするために、スピリットの覚醒を重要視している人々にとっては 今までの時代は、非常に生きにくく、肩身が狭い思いをしていたに違いありません。
何故なら、スピリットの素晴らしさが説かれることは余りなく スピリットが魂よりも劣っているというような二元的な発想から 書かれた書物や発想によって、肩身が狭い思いをしてきたからです。
三つの全てを大切にしていない場合には 他の存在にも同じように強いることがあります。 スピリットフュージョンでは、そうした他者の影響によって スピリットの幸せと望みを無視されたり スピリットの願いを尊重されなかった体験や経験を癒し 魂を優先しなくてはならない 魂には力があって スピリットには力が無いと思ってしまう刷り込みを棄てていきます。
スピリットフュージョンでは、更に、魂とスピリットと肉体の 三つのどれもが、素晴らしく尊い存在であり その三つが輝いて、その三つのどれもの望みが尊重され 大切にされながら、どの願いも連動していきながら 叶っていく生き方を促していきます。
実のところ、これらの三つのうち 何か一つだけを大事にしなくちゃならないとか 何か一つの願いだけしか選べないという制限を設けたり 許可することがあったならば、それを最終的に決めたのは 他ならぬ自分でしか無いのです。
すべての願いを叶えることは出来ると決めた時 全く新たな道が開けることがあります。 それは、世界中のあらゆる存在を愛するのと同じように 自らの内側の三つの存在の全てを愛するという決意によって はじめて開くことができる扉です。
後悔がない人生。 それは、魂とスピリットと肉体の三つとも大切に尊重し 三つの願いを叶えていった時に訪れてきます。
愛することも。 愛されることも。 どちらも同じだけ尊い。
世界は、あなたにすべての願いの自由を与えています。
|